イカムネシャツ
イカムネシャツとは、礼服用として作られた燕尾服着用の際に着るシャツの事です。
胸当て部分にピケ生地を使い(芯地を入れているのでパリッと見えます。)胸当て部分の形状がするめっぽく見えるところからイカムネと言われています。
イカムネシャツにフォーマル用とダンス用は違いがあるの?
以前は、イカムネシャツもフォーマル用のものをそのまま社交ダンスでも使用されておりましたが、現在は燕尾服もスリム(袖幅もスッキリとしたものが多くなってきているので、胸当て部分以外はストレッチ素材になっているものが大半となっております。
やはり、燕尾服を着て踊る訳ですから少しでも動いやすい方が良いですよね。
サスペンダーを通すベルト通しがついていたり、動きの激しいダンスだからこそのレオタード式になってきていたり・・・そんなところからも違いが出てきております。
こちらが、ダンス用イカムネシャツ。
吸汗性・速乾性を考えて作られているシャツなので、激しいダンスにも最適です。
フォーマル用のイカムネシャツは、胸ボタンが外れる形状となっているので、胸ボタンを紛失しやすかったですが、今はボタンになっているので、無くす心配もありません。
カラー(襟)を用意する
イカムネシャツを用意してもカラーという襟をつけないとなりません。
襟付きのイカムネシャツもありますが、社交ダンスで使用する場合、カラーが別の方がシャツが長持ちするでしょう。
汗もかきましす、シャツはその都度洗わないとならないと思います。
襟がヨレヨレだったり、お化粧が襟について綺麗に落ちない、という事も出てきます。
やはり、そんな事を考えたらカラー(襟)は別タイプのものの方が良さそうです。
この様にカラーはプラでできているので、使用後、中性洗剤を水で薄めて簡単に手洗いができるので、便利なだけでなく、いつまでも綺麗に清潔に使用する事ができます。
カラーを留めるボタン
カラー(襟)を装着するにはボタンが必要となります。ボタンは前後でシャツとカラーを留める役割を持ちます。
カフスボタンは
燕尾服は正装用とされているので、カフスボタンも通常、白を使用される事がほとんどですので白蝶貝のものが使われております。
ネクタイは
燕尾服には蝶ネクタイを使用しますが、こちらも正装という観点から白が使われます。黒はタキシードの時やパーティーなどお呼ばれの時に使用されます。
この様にイカムネシャツだけでなく、カラー・カラーをつけるカラーどめボタン・カフスボタンは別途でご用意しないとなりません。また、燕尾服の場合の蝶ネクタイは白になります。初めての方でしたら一緒にご用意する事をオススメします。
ネットで購入できる?
ご自分の首回りサイズ・袖丈のサイズ(男性の場合、一般のYシャツのサイズがわかれば簡単です。)がわかればネットで購入する事が可能です。
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