2019-03-23

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メンズのヒップアップパンツとナポレオンの名言

日本ではホワイトタイ=燕尾服相当2本・ブラックタイ=タキシード相当1本と言う決まりと解説されていることが多いようですが、側章の歴史や用途からすると現代では、デザインとしての要素が濃く側章自体に該当するドレスコードはありません。側章(がわしょう、そくしょう)は、18世紀末のフランス軍の軍服に採用されたのが起源とされています。 ちょうどナポレオン軍が活躍していた時期で、この頃ナポレオンは名言の一つにも有るように、On devient l’homme de son uniforme.(人はその制服どおりの人間になる)とっ軍事制度や戦術以外にも保守的ではあるが軍服にも関心があったようです。 側章に関しては騎兵・砲兵等のボトムスがキュロットから長ズボンに変わった頃、所属の連隊がわかるように色やデザインで用いられました。 そして、トップスとして組み合されたのが肋骨服と言う後のナポレオンジャケットの元となった軍服です。 ナポレオンジャケットは、燕尾服のような形状のコートやジャケットで肋骨服から変化した軍服のことを言いますが、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルト(1769年8月15日~1821年5月5日)が好んでいたとされ、後世のデザイナー、シャンタル・トーマスの87年88年秋冬のパリコレにもこれをモチーフとして登場しました。 現代の軍隊でも式典用に側章の付いた軍服もありますが、民間人には適用されません。